1/12
2/12
3/12
4/12
5/12
6/12
7/12
8/12
9/12
10/12
11/12
12/12
交感神経と副交感神経のバランスがとれていて、現在は心も体も問題のない状態にあります。でも、自律神経は交感神経の方が上がりやすく、副交感神経は上がりにくくできているので、ちょっとしたストレスでもバランスが乱れてしまいます。規則正しい生活を心がけ、この季節は衣類の調節などで寒暖差にしっかり対処しましょう。
健康維持のために運動をするのはいいことですが、ジョギングなどの息を切らす運動は呼吸が速くなり、交感神経が優位になってしまいます。せっかく運動による健康効果を得るなら、深い呼吸をしながら行えて副交感神経を優位にするウォーキングがおすすめ。1日30分間くらい行うのが理想的ですが、まとまった時間がとれないならば10分間を3回など小分けにしてもOKです。
何らかのストレスを感じていて、交感神経がやや優位になっています。心と体が緊張した状態にあるので活動的ではあるのですが、そのぶん気分が休まるときがなく、疲れがたまってしまいがち。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったり、好きな音楽を聴いたりと、気持ちをリラックスさせる時間をもって、副交感神経の働きをよくすることが望まれます。
交感神経優位で血流が悪くなっている可能性があるので、日常的に体を温めることが大事。手間をかけずに体を温めるなら腹巻きが便利です。腹巻きはお腹だけでなく背中も温めてくれます。自律神経の乱れで内臓が疲れているときは、背中の筋肉もこっているものです。腹巻きで背中が温まると緊張がとけて、思った以上にリラックスできます。
副交感神経の働きが大きく低下しているために、自律神経のバランスがかなり乱れています。すでにお通じや睡眠に影響が出ている人もいるかもしれません。だからといって焦ると、さらにバランスを乱す危険性が。STEP③で紹介した「温感リラックス法」をできれば毎日実践し、ゆったりとした行動を心がけて副交感神経の働きを高めましょう。
呼吸と自律神経には深い関わりがあり、呼吸の「吸う」は交感神経が、「吐く」は副交感神経が関わっています。このしくみを利用して体をリラックスさせることができます。例えば、ゆっくりと息を吸い、その2倍くらいの時間をかけてゆっくりと息を吐きます。これを数回繰り返すと、気分が落ち着き、体も温まってきます。温感リラックス法を行うときに、ゆっくりした呼吸も意識して行うと、さらに効果が期待できます。